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金属加工会社が1億円所得隠し=「痛くない注射針」、国税局指摘
0000/07/19 13:22

「痛くない注射針」を開発したことで知られる金属加工会社「岡野工業」(東京都墨田区)が、架空の経費を計上したとして、東京国税局から1億円超の所得隠しを指摘されたことが19日、分かった。追徴税額は重加算税を含め約4900万円。既に修正申\告したとみられる。
 関係者によると、同社は取引先に自動車部品を発注したように装い、支払った代金を還流させる手口を繰り返して架空の経費を計上。国税局から2011年までの5年間で1億円超の所得隠しを指摘されたという。
 民間調査会社によると、同社の12年12月期の売上高は6億円。金属の板を加工し、先端の直径が0.2ミリの針を開発したことなどで知られ、中小企業庁が公表\する「元気なモノ作り中小企業」にも選ばれた。 

<時事通信>




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