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金１・２トン密輸、脱税容疑で２人告発 税理士 柴森＠神戸
2009/10/28 05:58
「香港などから金地金を密輸入し、消費税を脱税したとして、東京税関は２７日、建築会社社長江藤宏晃（３７）（福岡県大野城市）、知人のパート従業員稲永初美（４６）（同県須恵町）の２容疑者を消費税法違反などの疑いで東京地検に告発した。 発表によると、２人は昨年４月から今年２月、計５６回にわたり、香港やオーストラリアから金地金計約１・２トン（約３１億円相当）を密輸し、消費税約１億５０００万円を脱税した疑い。同税関によると、香港やオーストラリアでは、金地金の購入に消費税がかからない。日本に輸入する際、関税は無税だが、申告価格の５％の消費税がかかるため、この消費税を免れようと密輸を重ねていたという。 ２人は、密輸した金地金を東京・丸の内の貴金属店などで販売して換金。脱税で浮かせた約１億５０００万円のうち、渡航費などの経費を差し引いた約５０００万円をもうけていた。 金地金はキャリーバッグの取っ手を収納するすき間に隠していたが、今年２月２１日、羽田空港で、キャリーバッグの重さを不審に思った税関職員が金地金２１枚が入っているのを発見した。江藤容疑者は調べに対し容疑を認めているという。 」 「キャリーバッグの重さを不審に思った」っていうところが面白いですね。これまで55回は気付かれなかったわけですからなかなか優秀な税関職員ですね。 |
