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脱税:人材派遣会社が5300万円 大阪国税局  税理士 柴森@神戸
2009/11/25 00:49

「消費税免税制度を悪用して約5300万円を脱税したとして、大阪国税局は人材派遣会社「ライラ」(大阪市北区)と武藤勝彦社長(64)を消費税法違反容疑などで大阪地検に告発した。重加算税は約1800万円となる見込みで、同社は修正申告に応じている。
 関係者によると、武藤社長は複数のダミー会社を設立。08年8月期までの3年間に、ライラの派遣社員の給料約11億1900万円をダミー会社への外注費と仮装して申告した。
 消費税は売り上げから仕入れの費用を差し引いた額にかかる。外注費は仕入れの対象にできるため、ライラは給料分の消費税を免れていた。ダミー会社は資本金1000万円未満で、設立後2年間は消費税が免税になる制度があり、納税義務がなかった。」

これってすごくグレーでたぶんこの会社はあからさまにやってたから脱税になってますが、たとえばこのダミー会社に実際にある程度の規模のなんらかの事業を行わせていたらダミー会社といえるかどうかものすごく微妙になってきます。ということはそもそも2年間納税義務を免除するという制度自体に問題があるといえると思います。














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