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<脱税容疑>絵画の売却益2億円申告せず…名古屋国税告発  税理士 神戸
2009/12/24 03:19

税理士 神戸

「伊勢現代美術館(三重県南伊勢町)を運営する広告会社「企画室新広」(同県伊勢市)が約2億円を税務申告せず、約6000万円を脱税したとして、名古屋国税局が同社と服部修身(おさみ)社長(61)を法人税法違反容疑で津地検に告発していたことが22日、分かった。同社は、1980年代のニューヨークで活躍した有名画家、ジャン・ミシェル・バスキアの絵画を売却した際の利益を隠したとされ、すでに修正申告したという。
 関係者によると、服部社長は約20年前、バスキアの作品「エレーヌ」を国内の画廊から約1500万円で購入。07年に米競売大手「サザビーズ」に出品して約2億2000万円で売ったが、その際に差額約2億円を申告しなかったという。
 絵画は服部社長名義で購入されたが、広告会社が保管し、同美術館で展示していたことから、国税局は同社の所有物と判断したとみられる。同美術館は03年に開館し、服部社長が館長を務めている。絵画や彫刻などを展示し、若手画家の個展も開いている。」

絵画の見る目はあったようですが、税金のことは詳しくなかったんでしょう。











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