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<脱税>朝日新聞販売法人を告発 2社、計6000万円
2010/12/17 23:25

 千葉県船橋市の「ASA薬円台」など朝日新聞の販売店を経営していた2法人が、架空の人件費を計上するなどの手口で計約2億3000万円の所得を隠し、計約6000万円を脱税したとして、東京国税局から法人税法違反の疑いで千葉地検に告発されていたことが分かった。

 告発されたのは、薬円台の販売店を経営していた「翔」と同県習志野市で二つの販売店を経営していた「実籾(みもみ)京成大久保」。両社の実質的経営者だった野村清治前店主(65)も告発された。

 関係者によると、両社は勤務実態のない野村前店主の親族や元従業員の名義で架空の人件費を計上。翔は08年8月期までの3年間で約7000万円、実籾京成大久保は08年7月期までの3年間で約1億5000万円の所得を隠した疑いが持たれている。両社は既に修正申\告した模様だ。

 隠した所得は、野村前店主の預金や一時払い型の生命保険などに回されていた。架空の人件費には米国に住む次男に支払ったとする給料も含まれていたという。

 今年1月に東京国税局の強制調査(査察)を受けた後、両社はそれぞれ別会社に業務を引き継ぎ、現在は休眠状態。翔から引き継いだ会社は、野村前店主の長男が代表\を務めている。事務所の担当者は取材に対し「(野村前店主は)引退しており私たちとは関係がない。家賃を払って場所を借りているだけ」と話した。

 朝日新聞東京本社販売局の話 ASAを経営していた取引先が法人税法違反容疑で告発されたことを重く受け止める。既にいずれのASAも新しい所長に交代している。

<毎日新聞より>

朝日新聞の販売店がこんなにもうかるということに驚きです!







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