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<関西電力>5年間で45億円申\告漏れ 大阪国税局指摘
2011/09/04 09:23
関西電力(大阪市北区)が大阪国税局の税務調査を受け、10年3月期までの5年間で計約45億円の申\告漏れを指摘されていたことが分かった。過少申\告加算税を含めて数億円を追徴課税(更正処分)され、既に納税したという。 関係者によると、同社は原子力発電所の関連工事で排出した金属くずを地元業者に売却した際、実勢価格より安く売却したと国税局から指摘を受けたという。実際との差額約11億円が経費ではなく、交際費と判断された模様だ。また、子会社などに支出した20億円余りも寄付金などと指摘されたとみられる。 同社は、金属くずの売却にあたっては競争入札を実施し、市場価格も査定するなど適正な手続きを踏んだと説明。地域共生・広報室は「国税局との見解の相違によるもので、結果として主張が認められなかったことは残念。今後も適正な税務申\告に努めたい」とコメントした。 <毎日新聞> |