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材木卸売会社、2億円所得隠しの疑い 名古屋国税告発
2013/03/19 00:00

相場をみながら材木を高く売り、3年間で得た所得約2億円を隠し脱税したとして、名古屋国税局は、名古屋市中区の材木卸売会社「中央木材市売」と同社の友松芳美社長(63)を法人税法違反容疑で名古屋地検に告発した。脱税額は約6千万円とみられ、地検は近く起訴する。

 関係者によると、中央木材市売は製材会社などの荷主から材木を販売委託され、愛知県大口町の木材市場などに出荷。荷主との間で約束した販売予\定価格よりも建材業者らに高く販売した際、その分の所得を隠していた疑いがある。

 隠した所得は、2011年6月期までの3年間で約2億円で、脱税額は約6千万円とされる。この一部は預金や関連会社への貸付金のほか、不動産購入に充てられたとみられる。

<朝日新聞より>



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