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クボタ、2.6億円所得隠し=経費を前倒し計上―\大阪国税局
2015/07/09 00:00

大手機械メーカー「クボタ」(大阪市)が大阪国税局の税務調査を受け、2014年3月期までの3年間で約2億6000万円の所得隠しを指摘されたことが9日、分かった。また約3億円の申\告漏れもあり、大阪国税局は重加算税を含め約2億7000万円を追徴し同社は全額納付した。
 関係者によると、所得隠しとされたのは同社が13年1月以降、海外の子会社に支払った奨励金の会計処理。奨励金は子会社が商品を現地代理店に卸す際の値引きなどに充てられたが、クボタは実際に奨励金を使った時点ではなく、子会社に商品を出荷した時点で前倒しして経費計上していた。
 クボタ広報室は「経費計上の時期のずれで、意図的に所得隠しをしたわけではない」とコメントした。

<時事通信より>
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